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■表記法の違い 「塩化マグネシウム」と 「粗製海水塩化マグネシウム(塩化マグネシウム含有物)」
スーパーなどで、にがりの表示欄を見ると、「塩化マグネシウム(にがり)」と記されたものと「 粗製海水塩化マグネシウム(塩化マグネシウム含有物)」と記されたものがあります。
もともと、にがりとは海水から塩を取るのに、海水の水分を蒸発させ濃度を濃くしていき、塩を結晶させて取り出した残りの液体で、豆腐の凝固剤としてもちいられる塩化マグネシウムを多く含むほか、体に必要なミネラルを豊富に含んでいます。
この液体を「塩化マグネシウム含有物」または「粗製海水塩化マグネシウム」と言います。いわゆる天然にがりのことです。
一方、「塩化マグネシウム(にがり)」とは、塩化マグネシウム含有物を精製して塩化マグネシウムの純度を上げたもので、カッコ書きで、にがりと併記してもよいと認められています。
※天然にがりは、ボトルの底に結晶が溜まる場合があります。(特に冬場)。底に結晶が溜まっているにがりはミネラルがより多く含んでおり、天然にがりである事の目安になります。
■天然にがりの濃度と、その見分け方
天然にがりは、濃度によって3種類に分けることができます。
1.濃縮にがり 塩を作ったときにできたにがりを更に濃縮してあります。
(満月のにがり)
2.一般的なにがり 塩を作ったときにできたにがり。
(黒潮のにがり)
3.薄めの調整にがり にがりを4〜7倍に薄めたもの。
手作り豆腐用にがり
※天然にがりは同じ分量でも濃度が各製造元や製品で違います。分量÷価格だけでは、お買い得とは言えないのです。
にがりの濃度の見分ける目安として、豆腐を作るときの使用量を比べてみてください。
豆腐1丁分(豆乳200cc)を作るとき
濃縮にがり 2cc を6倍に薄めてから混ぜる。
一般的なにがり 4cc を3倍に薄めてから混ぜる。
希釈にがり 12cc をそのまま混ぜる。
■にがりの製法ついて
1.天日干
塩田に海水をくみ上げ日光の力で塩を作る時にできるにがりです。
石膏分(硫酸カルシウム)を除去してありません。えぐ味が強く
中国産やインドネシア産が多いです。
2.釜茹
海水をくみ上げ、大きな釜などで煮詰めて作ります。
日本で作られる純天然にがりのほとんどが、この製法で作られます。
(当方の純天然にがりも、この製法です。)
3.逆浸透膜
海洋深層水から真水などを作る際に使用する製法です。
海水を淡水化するときに逆浸透膜と言うフィルターを使います。
このフィルターを通して真水を作り、それににがり成分を加えます。
4.その他
イオン交換膜透析法などがあります。
■安全性について
「塩化マグネシウム」と 「天然にがり」のどちらが安全かと言いますと、今のところ意見が分かれているようです。両者の意見を簡単にまとめると
1.「塩化マグネシウム」は精製時に化学的な処理をするので不安がある。「塩化マグネシウム含有物(純天然にがり)」は天然であり昔から使われて来ているので安全であり、体に必要なミネラルを豊富に含んでいる。
2.塩化マグネシウム含有物には海の汚れが入り込み不安である。塩化マグネシウムは食品添加物の指定品目に入っており、国が法的に安全を保証したものである。
となりますが、潮岬の黒潮は現在、海洋汚染物質(PCB、ダイオキシン等)の検出はされておりませんのでご安心ください。
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